リアルで集まろうDAYで、交流を深めるワークショップを企画してみた!

どうも、 id:sawarabi です!
クリスマスと大晦日の狭間からお送りします!

今回は Low-Tech Social Network というワークショップを実施したので、それについて書こうと思います。

背景

12 月 16 日にリアルで集まろう DAY というものを開催しました!
note.com

その中で、せっかく集まるのだからチームビルディング的な企画もやりたいね、ということで実施したものになります。

企画の選定

前提

現在の会社の状況としては、ざっくり

  • 徐々にアクセルを踏んでいこうとしている状態
  • フルリモートの中で徐々に人が増えてきている状態

という感じになります。

また、リアルで集まろう DAY は

  • 参加者は全社
    (エンジニアだけでなくマーケや CS、セールス、コーポレートなど様々な職種が参加)
  • ワークショップの前は戦略共有会
  • ワークショップの後は懇親会

となっていました。

その中で、どういうワークショップを実施すれば一番効果があるか、現状感じている様々な課題感を解決できそうか、を考えながら選定をおこないました。

候補

www.oreilly.co.jp

ゲームストーミング、という本からいくつか候補を挙げて、その中から選んでいきました。
最初候補として考えていたのは以下の3点です。

  1. カバーストーリー 未来像を雑誌や新聞の見出しで表現するゲーム
    https://www.marlin-arms.com/support/games/?p=365
    良さそうな点:

    • これから VideoTouch がアクセルを踏んでいくにあたって、未来像を想像することで弾みがつきそう
    • 職種ごとに視点が違うので、異なる職種同士でグループを組んでやることで、相互理解につながりそう
  2. キャンプファイアー 経験談の糸を繋いでいくゲーム
    https://www.marlin-arms.com/support/games/?p=570
    良さそうな点:

    • 各個人の体験談を話してもらうことで、各々のバックグラウンドや VideoTouch 上での経験の共有をおこなえそう
    • 職種を超えての相互理解、ベースの部分を固めるのに良さそう
    • 昔であれば酒の場で語られた失敗談だったりの共有をおこなう場としてよさそう
  3. 事前分析 プロジェクトが大失敗をする経緯を予見するゲーム
    https://www.marlin-arms.com/support/games/?p=483
    良さそうな点:

    • これから勢いよく成長していこうという中で、あらかじめつまずきそうな部分に気づけるので、注意して進めることができそう
    • 職種ごとに視点が違うので、異なる職種同士でグループを組んでやることで、相互理解につながりそう

実際に決定したもの

で、熟考を重ねた結果、こちらのワークショップを実施することにしました。

まさかの候補にないものが選定されていますが、

  • 課題感としては職種間のコミュニケーション促進が大きい
  • 課題感的にはキャンプファイアが適していそうだが、キャンプファイアは異職種でやるよりも同職種でやった方が効果が出そう
  • 上にあげた候補はリアルでもオンラインでもあまり効果が変わらなそう

との理由から改めて本を読み直して、後ろの懇親会にも繋がる Low-Tech Social Network を実施することにしました。

ワークショップで作成した人脈図はモノとして残るので、懇親会での話のネタになる、というのも理由として大きいです。 

企画の進行

実際に当日説明に利用したスライドはこちらになります。

speakerdeck.com

実際はまず最初にお酒を各自用意してから、

  1. 付箋に自己紹介を書く
  2. 付箋を模造紙に貼る
  3. つながりを線で結んでいく

という流れで進めました。

実際にやってみて

最初はみんな黙々と付箋を書いていたのですが、つながりを線で結んでいくタイミングで雑談しながらここ繋がるよねとか、◯◯さん〜好きなんだー、わたしもー、みたいな話が出たり、いい感じに盛り上がっていました!

あとみんな何気に似顔絵上手い!

当日ちゃんと盛り上がってよかったなーと思いつつ、一方で今、このブログを書きながら振り返ってみると、よかった点もあれば改善したい点もあるなーという思いも。

書き出してみるとこんな感じです。

よかったと思う点

  • 職種を超えて会話が生まれた
  • 普段接点のない人同士で会話が生まれた
  • つながりを線で結んでいる最中に席の移動が自発的に発生して、会話の参加者の組み合わせが入れ替わっていた
  • フルリモートで失われがちだったプライベート関連の雑談が生まれた
  • 意外なつながりや、失敗談でのつながりなど普通の雑談では中々出てこないつながりが発見できた
  • この後に実施した懇親会でも、席を移動しても他のグループの図が残っているので話題に困らなかった

次やるのであれば改善したい点

  • 会場の都合で壁に模造紙を貼れなかったため2グループに分かれてしまった
    • そのためグループでつながりが断絶してしまった
    • 一つのグループでできるようにするか、あるいはグループ間を混ぜる仕掛けができるとよさそう
  • 最終的に完成した図の写真と撮り忘れていたので、次回は撮りたい

改善したい点もあるものの、自分も参加者として参加した中で普段業務であまり接点がない人とも趣味だったりちょっとした失敗談だったりの話で盛り上がることができました。

なので、当初狙いとして考えていた「職種を超えたつながり」もちゃんと達成できていたのではないかな〜と思います。

また、後日アンケートを取っているのですが

  • 普段話せていない人と話せた
  • 懇親会で話しやすかった
  • 楽しかった

などなど好評をいただきました!

今回のワークショップに限らずですが、この手のものは会場の制約の影響を結構受けるので次回からは会場の下見だったり制約を考慮した設計などを気をつけようと思いました。

普段はオンラインで miro (オンラインのホワイトボード)を使ってやったりしているので、だからこそたまにリアルでやる場合はいつもと勝手がちがうということを忘れずに、という感じですね。

最後に

VideoTouch ではフルリモートでの勤務になっていますが、その中でもコミュニケーションを促進していこう!というところで色々と模索している最中となります。

このようにリアルで集まってその中でチームビルディング施策をおこなう、というのもありますし、あるいはオンラインでもっと促進するにはどうしたらいいだろうか、ということを色々試したりしています。

まだちょっとわちゃわちゃしている感じもありますが、VideoTouch ではそんな中で一緒に試行錯誤していける仲間を募集中です!

もし興味を持っていただけましたら、カジュアルに一度お話しできればと思っています〜。
viibar.notion.site